高校野球 新人戦

高校野球 新人戦
【Aブロックは帯北が10年ぶりのV!!】

秋の高校野球新人戦は24日・十勝晴れの中行われた。

Aブロック決勝戦は、初回表に帯広工業が三点を上げるも帯広北が裏に追い付き、乱打線を予想させる立ち上がり・・・。

しかし、帯工神谷と帯北上野の両エースが二回から立ち直り終盤まで粘りの投球。均衡を破ったのは帯工。七回に一点を勝ち越し!しかし帯北は裏に追い付く予断を許さない試合展開。そして八裏帯北は一点を勝ち越し、この試合初めてのリード、尚も二死二塁から三番左打者上野が右中間を抜ける痛烈な二塁打でこの回二点目!結局これが決勝点となり、帯工の最終回の反撃を一点に押さえ、6ー5で【帯広北高校】が実に秋の大会としては、平成八年以来十年振り12回目の全道大会を決めた。

帯北スタメンの二年生はエース上野と主将岡田の二人で他は全て一年生の若いチーム。一試合毎に成長しているのが目に見えてわかる大会でした。

帯北にもベースボールスクール卒業生が多く、上野・岡田の二年生の他、一年生では、キャッチャー田中・ファースト奥井・サード稲富・ショート水野がレギュラーとして活躍していました。全道大会円山まで二週間、守備と走塁を再度鍛え上げて古豪復活を期待します。


【Bブロックは白樺が貫禄勝ち!】

Bブロック決勝戦は、今日も白樺が猛打炸裂!18安打の猛攻で成長著しい帯広緑陽を15ー1の五回コールドにて二年連続五度目の秋の全道大会を決めた。

白樺の先発一年杉本が四回まで好投。五回に一年宮浦がマウンドに立ち、死球・エラーで一点を献上するも白樺学園は甲子園帰りの王者振りを見事に発揮して大会を閉めた。

Aブロックの【帯広北】Bブロックの【白樺学園】共に、一年生が主軸となり健闘したのが目を引きました。しかし、両チーム共ここぞ!と言う時の失策が点に絡んだり、アシストするエラーが目についたので今一度守備の強化を図って欲しいです。

特に帯北・白樺、共に一年生の遊撃手は、記録こそ【安打】にはなったものの、厳しい言い方ですが、【エラー】と言われても仕方ないプレーでした。優勝の感動は今日だけにして、明日から気持を切り替えて、円山までの二週間に徹底的に練習を重ね、最高のパフォーマンスが出きる様に頑張って欲しいです。