腰掛ティーバッティング

腰掛ティーバッティング
今日の十勝は寒いです!一気に冷え込んできた感じです。しかし、その寒さはグラブ型付け等においては、功をそうす時もあるのです。革は寒ければ縮まり、暑ければ伸びる性質があるので、柔らかくなったグラブを再生するにはアッと言う間の作業となります。

さて、今日の写真は日曜日のスクールにての練習方法の一駒ですが、あの後、「もっと詳しい事を教えて欲しい!」という要望が地元指導者やネットを通じて問い合わせがあったので、本日再度掲載し説明させて頂きます。

まず椅子に生徒を座らせて真横からボールを投げてもらいます。通常のティーバッティングと違う所は二つです。

①立たずに座らせる事。
②ボール上げは斜め正面からではなく、打ち手と向かい合わせにする。

これの目的は、普通前から上がるボールを打とうとすると、回数を重ねる度に体が前に突っ込んでしまうので、この真横上げだと逆にボールを待っていないとタイミングが取れないから前に突っ込む癖がつかない。

また、テイクバックからボールを打つのに最短距離の振りだしを体で覚える事が出きる。つまり、座っていると下半身が使えないので、テイクバックから打ち出しの時にグリップが下がらずにボールを叩く事が出きる。

最後に、右打者なら利き手となる右手を使わなければボールが強く打てない事がわかる。つまり、左手重視だと体が突っ込んだり、鋭い当たりも内野手のライナーで終る所が、利き手の一押しが出きる事によって、内野手の頭を越えたり、ボールがより強く遠くに飛ぶ事になる。

以上の様な理論に基づいて『腰掛けティーバッティング』をしています。指導理論や方法は星の数程あると思いますので、その人に合うものであれば方法とかは色々でいいと思います。