帯農エースがHSWデビュー!!






今日は一日中氷点下の気温でしたが、年中野球は午前中からヒートアップしました!

写真は帯農野球部並びに帯農野球部OBの井村兄弟です。

来年の全国高校野球選抜大会の21世紀枠の9校の候補になった
帯広農業高校野球部のエースで主将という大役を担いベスト4になった立役者です。

二年前の大会で帯農は初戦で全道大会常連の強豪校・北海道栄高校と対戦し、
0-4で完封負けを喫っしました・・・・・。

その時、センターを守っていたのがお兄さんでした。
そして、弟さんが入学してきました。

何度も、何度も決勝戦まで上がるのですが、強豪校に惜敗し全道大会が遠のいてました。
お兄さんが卒業したこの夏に、帯農は十勝大会を制し北大会へと駒を進めました。

クラーク国際に苦杯をなめましたが、そこから諦めずに這い上がってきたのが
今の帯農野球部です。

夏には東北遠征で金足農業高校とも対戦し、秋の大会に向けて順調な仕上がりを見せました。
見事に十勝大会を制し、秋の全道大会に出場しました。

そして、初戦で武修館高校に8-7で競り勝つと、二回戦で札幌山の手高校に7-3で勝ち
ベスト8進出・・・・・順々決勝は北海道栄高校に5-0で勝利し、ベスト4を決めると共に、
二年前に負けた悔しさがバネとなり、見事な勝ちっぷりでした!

井村兄弟におきましては、兄貴の分も弟が顔晴って勝ち取った勝利でした。
準決勝は負けましたが、堂々としたベスト4であり、北海道からの推薦をいただき、
来年の1月24日の選抜会議を待つばかりとなりました。

井村家は幕別町で農業を営む、第一次産業の生産者であります。
仕事の無い冬の間は、お兄さんはアルバイトをしてコツコツと貯金をして
弟さんにグローブをプレゼントしよう!と考えていたようです。

HSWを選んでくれた理由は、北海道の十勝牛の革であり、同じ生産者として共鳴し、
お兄さんだけではなく、十勝は勿論、北海道民の方の想いをグローブに込めて
顔晴って欲しい!って事でした。

お兄さんは、甲子園とか関係なく、このHSWのグローブで夏の大会を勝負させたい!
と言っていた眼光は、あの夏の日の負けた悔しさを弟とグローブに託しているのだな!
と強く感じました!!  ラベルは帯農カラーのグリーンとオレンジのHSWを選択しました。

21世紀枠は減点法ではなく、加点方だと思います。
全道大会では小さな山に入った為、試合数が多くなりましたが三つ勝ってのベスト4でした。
帯広農業高校は来年開校100周年であります。
NHK連続テレビ小説【なつぞら】のモデル校でもあります。

四週間後に発表になります!
十勝からは白樺学園が当確ですので、一気に二校の勢いですね!

【十勝】・・・・・とかちと書いて、じゅっしょうと読む縁起の良い地名であります!! 






今日も今日とてグローブのメンテナンスが入りました・・・。
結構、遠くから送っていただく場合も多いです。

また、札幌の大学に行った子供や、東京から帰省してくる子供などからも
ラインがありまして『肇さん、年内はいつまでですか?』 『ん?年内は31日まであるよ笑』
ってな感じで対応しているのであります笑

遠軽に転勤した子供からもラインがあり『何時までやってますか?』 『ん?君が来るまで笑』
『わかりました笑』 と、たわいも無い会話のキャッチボールをしているのであります。
これは、暴投になるんですかね笑

『やればできる!やればできる!やればできる!』って、何回も口ずさんでいたら、
本当に【やればできる!】なんです笑笑  これは僕にとってド真ん中の豪速球です笑